戦死率95%の島で「生き延びること」を選んだ男——元教師・大場栄の512日間

太平洋戦争末期のサイパン島。戦死率95%の玉砕の島で512日間戦い、多くの民間人を守り、アメリカ軍を翻弄し「フォックス」と呼ばれた大場栄大尉。彼は何を考え、どのように戦い、そして生き抜いたのでしょうか。

この物語を世に広めた人物は、大場大尉自身ではありませんでした。
ドン・ジョーンズ——かつてサイパンで大場隊を追ったアメリカ海兵隊の元兵士です。

彼は戦後、大場大尉の戦いぶりがどうしても頭から離れなかったといいます。プロとして徹底的に戦い、部下を守り、敵からも尊敬される姿。ジョーンズ氏が書いたのは、単なる「戦記」ではありませんでした。かつての敵が見せた「誇り」への、心からの敬意の表明でした。そしてその敬意は、国籍も、勝敗も、時代すらも超えるものだったのです。

ジョーンズ氏は日本の読者に向けて、こんな言葉を贈っています。
「日本人は自分の父や祖父が、国を守るために命がけで戦ったことに誇りを持ってほしい」

戦死率95%の島で「生き延びること」を選んだ男——元教師・大場栄の512日間

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上城 孝嗣web master

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