司馬遼太郎「なぜ日本人はこんなにバカになったのか」

司馬遼太郎「なぜ日本人はこんなにバカになったのか」
これは、司馬遼太郎が22歳のときに抱いた感想です。若き日の自分に宛てた手紙のような言葉として、晩年に語られたもの。
そしてこの怒りこそが、『竜馬がゆく』や『坂の上の雲』を生み出した原動力でした。

司馬が指摘した日本人の根本的な問題、それは「戦略を持てない」ことでした。現場レベルの実行力や技術力は高い。
でも、それを束ねてグローバルな視点で動かす「総合者」が、日本の歴史においてほとんど存在しなかったのではないか——と彼は問います。

これは過去の話ではありません。個々の技術者は優秀なのに、組織として世界戦略を描けない。そんな現代日本の姿と、驚くほど重なります。

司馬が晩年に語った「侍の精神」も、単なる懐古主義ではありません。
自分の失敗に正直に向き合い、言い訳をせず責任を取る——その自己への厳格さこそが本質だと言います。

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上城 孝嗣web master

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