「芸能人くずれ」が政治家になる理由――上岡龍太郎

スポーツマンくずれ、学者くずれ、皆さん芸能界にいきます。ですから多くの「くずれ」が芸能界にいます。では、芸能人くずれはどこへ行くのか。”政治の世界”です。
――上岡龍太郎

「くずれ」って、けっこう本質をついてる
上岡龍太郎といえば、鋭すぎる毒舌と、その毒舌の奥にある深い洞察で知られた人物です。この言葉も、笑いの中に社会の構造をバシッと言い当てた、いかにも上岡龍太郎らしい一言です。

「くずれ」が流れ着いた先が政治である、ということは、政治が「受け皿」になっているということです。本来、政治は社会の課題を解決するための専門的な営みのはずなのに、それが他のキャリアに乗り切れなかった人の「次の舞台」として機能しているとしたら、少し立ち止まって考える必要があるんじゃないかと思います。

もちろん、芸能人出身の政治家が全員ダメだとか、「くずれ」が政治家になるべきでないとかを言いたいわけじゃないです。実際に芸能界出身でも、地道に政策を学び、地域のために働いている政治家もいます。

ただ、「知名度があるから」「テレビに出てたから」という理由だけで票が集まる構造は、政治の質を下げるリスクがあります。有権者として、その「顔の見知り感」に乗っかるだけでなく、「何をやろうとしているか」を問う視点を持ち続けることが大切だと感じます。

上岡龍太郎は「くずれ」という一見ぞんざいな言葉で、社会の構造を丸ごと切り取ってみせました。笑えるけど笑えない、そういう種類の真実です。

「芸能人くずれ」が政治家になる理由――上岡龍太郎の言葉が、今もリアルすぎる件

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上城 孝嗣web master

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