大日本帝国”失敗”のターニングポイントは「普通選挙」

大日本帝国”失敗”のターニングポイントは「普通選挙」
「戦前の日本が失敗したのは、民主主義がなかったからだ」
そう聞くと、なんとなく納得してしまいませんか。でも実は、これが最も危険な「思い込み」かもしれないんです。

1925年、日本に普通選挙が導入されました。有権者が一気に増え、大衆が政治に参加できる時代が始まった。一見、民主主義の前進です。
でもその直後に何が起きたか――「統帥権干犯」というキーワードが政界に飛び交い始め、新聞が煽り、右翼団体が暴走し、首相が暗殺される。そしてわずか3回の選挙で、議会政治は事実上の機能停止に追い込まれました。

恐ろしいのは、その「バズワード」を最初に使ったのが、他でもない野党の政治家だったということです。選挙に勝つための「ネタ」として使った言葉が一人歩きし、やがて自分自身に跳ね返ってくる。これ、どこかで見た構図じゃないですか?

「あそこをこうすれば失敗しなかった」という答えは、どこを探しても出てきません。日英同盟の維持も、貿易立国への転換も、憲法改正も――全ては「結末を知っている」私たちが後付けで語る話に過ぎないんです。

そして今、私たちはSNSというバズワード拡散装置を手に持って、毎日政治的な判断をしています。

100年前の有権者と、私たちは本当に違うのでしょうか。

◎ オンラインサロンで一緒に学び、高め合いましょう!
https://kamijou.net/onlinesalon/


上城 孝嗣web master

投稿者プロフィール

好奇心旺盛なワクワク人間です!
人を驚かせたり、喜んでもらえる事をするのが好きです。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 朝、目が覚めた瞬間から「頑張らなきゃ」というスイッチを押していないでしょうか。歯を食いしばって努力を…
  2. 1969年、サンフランシスコ海軍通信局。トップシークレットの権限を持つ若き通信兵ダン・ウィリスは、ア…
  3. 大阪が「もう終わった街」だと言われていた時代がありました。 江戸時代には「天下の台所」として栄…
  4. 私たちが毎日当たり前に使っている日本語。実はこれ、世界的に見ればかなり「変わり者」な言語だということ…
  5. 「目を覚ませよ、サムライ」。 ゲームのワンフレーズだったはずのこの言葉が、なぜか妙に心に引っか…

おすすめ情報

  1. 【衝撃の真実】日本は「二度目の敗戦」を迎えていた――石原慎太郎が暴いた「見えない金融戦争」の正体

    今の日本を覆う重苦しい閉塞感。 「この国はもうダメだ」という声が日常的に聞こえる一方で、客観的な数…
  2. 「安逸を望まない」と言い切った男は、なぜ安定した官職を自ら手放したのか

    大阪が「もう終わった街」だと言われていた時代がありました。 江戸時代には「天下の台所」として栄…
  3. 「その世界、本当にリアルですか?」——キアヌ・リーブスが遺した“気づき”へのラブレター

    「目を覚ませよ、サムライ」。 ゲームのワンフレーズだったはずのこの言葉が、なぜか妙に心に引っか…

アーカイブ

ページ上部へ戻る