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『感応の法則』人は意識によって現実を引き寄せる!~三千世界、引き寄せの法則
- 2020/6/19
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今回は「感応の法則」について話をしようと思います。
「念ずれば通ず」という言葉をご存じでしょうか?
「念ずる」とは、「こうなったらいいな」と思い願うことではありません。
「こうなったらいいな」と願っている時の状態としては、人の心は「未来」にあって、しかも依存しているエネルギーです。
「念ずる」とは、「心」が「今」に在ると書きます。
「過去」や「未来」に心がブレている限り、どんなに思い願っても「念」の力は使えません。
しっかりと望む現実を引き寄せるにはこれが理想です!
「描いた通りの自分になる」というのは自立していて思いもぶれていない状態です。
仏教の世界では、三千世界という言葉がありますが、我々の意識の種類も同じ数だけ存在するそうです。
例えば、愛を頂点とし、感謝する気持ち、喜び、感動、学ぼうという気持ち、悲しみ、怒り、憎しみなどいろいろあります。
この意識で世界を見た時に、我々人間は生まれながらに善人、悪人がある訳ではなく、
全ての人は、3000種の意識レベルを内包し、環境に応じて人間の側面が現れているに過ぎないということです。
つまり、あなたは、時と場合によって悪因から悪果を創出し、善因から善果を創出するのです。
全ては因果応報で、原因があって結果が伴います。
善い行いをすれば、いずれ良い結果が訪れます。
悪い行いだと悪い結果をもたらすのです。
ただ、ここで注意しなければならないのが、表面的にだけ良い行いをしている場合の心の状態です。
心の底からのエネルギーに反応して、人や状況などが引き寄せられます。
最近の科学では、宇宙自体が意識エネルギーの集合体だという見方もあります。
つまり、全ては目に見えないエネルギーで繋がっているのです。
この因果の関係をイメージしやすく例えると、テレビやラジオのチューニングと同じです。
自分自身が、良いエネルギーを発信していれば、その周波数にあったものが同調してきます。
逆に悪いエネルギーを発していたら、どんどん悪いエネルギーが同調し集まってきます。
これは、人と繋がる場合にも通じる事で、自分の状態が良い時には、一緒に感動したり、共感できたりする人と出会えます。
相手も同じようにエネルギーを発信していますので、それを受信し同調していると捉えればわかりやすいと思います。
「類は友を呼ぶ」です!
チューニングが合えば共鳴しますから、当然そこに「力」が生まれます。
これを「感能力(共鳴力)」といいます。
ここで大切なことは、チューニングの「向き」が問われるという事です。
つまり、「感能力の強化」と「向きの調整」が求められるのです。
例えば、普通に道を歩いている人を観察してみて下さい。
ほとんどの人が、店の看板やディスプレイ、ビルや車などの人工的なモノ(無機)に目がいってるのが分かると思います。
しかし、まれに道端に咲いている花、鳥の声に空を見上げるなど、自然物(有機)に敏感な人がいます。
このように同じ道を歩いている人でも、「意識の向き」によって「感応の対象」は様々で、命の調整力としては、後者は格段に高く、自らヒーリングしているとも言えるのです。
この法則が教育分野で実証された例を見てみましょう。
京都市に市立堀川高校という高校があるのですか、この高校は国公立大学の合格者が6人しかいなかった状態からわずか3年で135人に増やした事で「堀川の奇跡」と呼ばれ、世界が注目、各国からの視察が耐えない学校になりました。
その秘密は「探究科」という学科の設置で、校長によると、生徒の「知りたい」を探求する科となっているそうです。
これは「知りたい」という意識の「向きの調整」です。
一般的な学校はひたすら「詰め込み、暗記、与えられた問題を解く」の教育にのみ邁進しています。
文科省を始め、教育委員会は未だに子供たちの「もっと知りたいという好奇心」や「自発的なやる気」に向きを合わせることなく、ゆとり教育だ、英語教育だとずれた事ばかりやっています。
スポーツや武道の世界でも同様です。
キチンとした指導(向きの調整)があれば、そこには、まず仲間は勿論、相手(敵)を尊ぶという事が大前提として習得されていなければなりません。
しかし勝ち負けのみにこだわりすぎ、試合前から、目つきで相手を威嚇したり、暴言を吐いたりと、魂はそこまで失墜してしまっているのです。
教育者には特に、意識の向きと感応力の大切さを理解してほしいと思います。
学校生活から卒業した我々も毎日が学びの場です。
向上心を忘れずに、意識のチューニングをしっかりしながら望む現実を手に入れましょう。
地獄のような苦しみの世界と感応するか、天国のような喜びの世界と感応するかは、あなたの自由です。
「意識の向きと感応力」を第三者的視点で観察してみて下さい!
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