それは「議論」じゃない——私たちが知らずに刷り込まれてきた”議論もどき”の正体

議論が苦手な日本人。お手本になるようなものがないからダメなのか?

国会でのやり取りを見ても相手の批判ばかりで議論できない愚者ばかり、テレビをつけても詭弁だらけで議論などされている番組がない。snsでは相手を否定したり、論破する事で承認欲求を満たそうとする気持ち悪い生き物で溢れている・・・。

実は、私たちが「議論」だと思って見ているものの大半は、議論ですらありません。本来の議論とは、相手を打ち負かすことではなく、論理的な対話を通じてより良い答えを導き出す建設的なプロセスです。しかし日本では、その「本物の議論」を見る機会が、驚くほど少ないのです。

なぜ日本人はこれほど議論が苦手なのか。その答えは「民族性」などという曖昧なものではなく、「和の文化」「教育の欠如」「日本語の構造」「負けへの恐れ」、そしてSNSが生んだ論破カルチャーという、5つの明確な理由に分解できます。

デール・カーネギーはこう言っています。「非難は愚者でもできる、理解は賢者しかできない」と。SNSで誰かを叩くことは、実は誰でもできる最も簡単な行為です。難しいのは、相手を理解しようとすることです。

お手本がないから、できない。でも、知れば変われる。

議論できる社会は、知性が成熟した社会の証です。その第一歩は、あなたの隣の誰かとの会話から始まります。

日本人よ、それは「議論」じゃない——私たちが知らずに刷り込まれてきた”議論もどき”の正体

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上城 孝嗣web master

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