1200年前の天才・空海が言葉に宇宙の真理を見た理由

1200年前の天才・空海が言葉に宇宙の真理を見た理由。
雨乞いを成功させた、日本各地で水を湧かせた、高野山ではいまも生きていると信じられている……。そういう「伝説の人」というイメージが先行しがちですが、彼が残した書物を読んでみると、単なるスーパー僧侶という枠には収まらない、めちゃくちゃ鋭い思想家の顔が見えてきます。

今回取り上げるのは、空海が「ことば」をテーマに書き記した『声字実相義』という書物です。この中で空海は、こんなことを言っています。
「宇宙の真理は、必ず言葉で語りかけてくる。」

しかもその言葉は、遠い宇宙の彼方から降ってくるのではなく、目に見えるもの、耳で聞こえる音、鼻で嗅ぐ香り、肌で感じる感触——この世界のあらゆるものの中に潜んでいると言うんです。

一般的な仏教では「仏の悟りの境地は言葉では伝えられない」と考えます。しかし空海の答えは真逆で、「如来の教えは言葉によってしかなされない」と言い切る。この力強さ、ちょっと気になりませんか。

自分と他者の「違い」もまた宇宙の真理が姿を変えた言葉であり、誰もが生まれながらにしてマンダラを持っている——1200年前の天才の言葉が、現代を生きる私たちにも不思議とリアルに響いてきます。

「世界はあなたに語りかけている」——1200年前の天才・空海が言葉に宇宙の真理を見た理由

◎ オンラインサロンで一緒に学び、高め合いましょう!
https://kamijou.net/onlinesalon/


上城 孝嗣web master

投稿者プロフィール

好奇心旺盛なワクワク人間です!
人を驚かせたり、喜んでもらえる事をするのが好きです。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。

ピックアップ記事

  1. 「鬼島津」――その名を聞いて、あなたはどんな武将を思い浮かべますか。 わずか300の兵で300…
  2. 出世のため。お金のため。誰かに認められるため。 私たちは大抵、何かを「得たくて」動いています。…
  3. 「本を読み終えた」のに、数週間後には内容をほとんど思い出せない――そんな経験、ありませんか? …
  4. 皆さん、毎日タップするだけで何でもできるスマホの便利さ——これって本当に「ただの便利さ」だけで済む話…
  5. あなたは今朝、何を考えて目覚めましたか? スマホのアラームで飛び起きて、まず開いたのはメールやSN…

おすすめ情報

  1. 大根一本で恋に落ちた「鬼」――島津義弘、知られざる素顔

    「鬼島津」――その名を聞いて、あなたはどんな武将を思い浮かべますか。 わずか300の兵で300…
  2. 「始末に困る人」が、日本を救った

    出世のため。お金のため。誰かに認められるため。 私たちは大抵、何かを「得たくて」動いています。…
  3. 北海道が守られた理由を、あなたは知っていますか?

    杉原千畝という名前は、多くの人が知っています。「命のビザ」を発給し、数千人のユダヤ人を救った外交官と…

アーカイブ

ページ上部へ戻る