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マザー・テレサの本当の姿!黒い人脈から奇跡の捏造まで次々と発覚!
- 2020/6/18
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今回はマザー・テレサの本当の姿について話します。
バチカンが聖人と認めた7人のうちの1人が、マザー・テレサですが、多くの人達も偉人伝などで知る存在だと思います。
主にインドでの長期間にわたる献身的な活動によって、1979年にノーベル平和賞を受賞した宗教的指導者であるマザー・テレサは世界で最も畏敬の念を抱かせる女性の1人だと思います。
しかし、その功績と言動に疑問の声が上がりはじめ、2013年にオタワ大学の研究で、マザー・テレサを取り巻く「人のために尽くした寛容な行為の神話」は覆えされました。
彼女の崇高なイメージは事実と違っていて、弱体化したカトリック教会がメディアを使ってキャンペーンを強要した結果だったと結論付けています。
世界中から愛され、恵まれない人々への奉仕を象徴する存在として、アメリカのロナルド・レーガン元大統領、インドのインディラ・ガンジー元首相、ダイアナ妃、ダライ・ラマなど世界の指導者たちが彼女の功績を認め称賛しました。
ノーベル賞以外にも、アメリカの大統領自由勲章を受章し、ケンブリッジ大学からは名誉博士号を授与されています。
そんな彼女の実態はどのようなものだったのでしょうか?
マザー・テレサとは?
マザー・テレサは、本名アグネス・ゴンジャ・ボヤジュとして1910年に現在のマケドニアで生まれました。
1928年にロレト修道会に入会したのですが、1946年にインドを訪れた時に、修道会を離れて「神の愛の宣教者会」を設立することを決意しました。
4年後にカトリック教会から正式に修道会としての認定を受け、それ以降、世界中に130以上の施設を設け、病人や死にゆく人々の救済活動を行ってきたとされています。
そして、1997年に87歳でこの世を去ります。
列聖の手続き「驚きの早さ」
カトリック教会において信者を聖人に認定する「列聖」の手続きは、後に聖人とされる人物の死から実際に列聖されるまでの期間は平均で181年となっています。
ところが、マザー・テレサの死から18カ月後にヨハネ・パウロ2世が通常の5年の待機期間を繰り上げ、列聖手続きをすみやかに開始することを認めたのです。
弱体化したカトリック教会が彼女を特別な存在にし、キャンペーンを行うために美談を作り上げてきたと指摘されています。
インドの日刊インターネット新聞「The Times of India」は、マザー・テレサのこれまでのイメージがメディアによって作られたものであるという研究結果が出たと掲載しました。
カナダの宗教学専門誌「Religieuses」で大学の研究者が発表した論文によると、マザー・テレサの美談や名声は、カトリック教会の誇大宣伝のためにデッチあげられたものであり、聖人には程遠い人物だったということです。
奇跡は起きたのか
では、実際に奇跡を起こしたとされる出来事を振り返ってみましょう。
バチカンは、「マザー・テレサは、ひどい腹痛に苦しむモニカ・ベスラという若いインド人女性の腹部に、宗教的なメダルを置き、祈ったことで治癒した」とし、マザー・テレサの奇跡として伝えていますが、担当した医師は、「モニカが患っていた卵巣嚢腫と結核は、投与された薬により治癒した。」と証言していて、バチカンの発言を否定。
それでも、バチカンは「奇跡だ」と主張し続けていると言います。
『死を待つ人々の家』
マザー・テレサが世界中に開設した517もの『死を待つ人々の家』ホスピスは、衛生状態が悪く、医薬品も慢性的に足りず、満足な治療が施せなかったと報告されているのですが、彼女の修道会『神の愛の宣教者会』は何百万ドルもの多額の寄付金を受けていて金銭的には問題ない状態でした。
調査によると、マザー・テレサに助けを求めた病気の貧しい者の3分の2は医療ケアを希望していたのですが、施設に引き取った者の3分の1は適切な医療処置が行われないことで死亡していたということが判明しています。
「彼女は、イエス・キリストの受難のように、痛みに耐えることは尊いことだと繰り返し言うだけだった。」
しかし、マザー・テレサ自身は晩年心臓病を患い、ペースメーカーを入れる手術などを受けていたのですが、彼女自身は衛生的で設備が整った近代的なアメリカの病院で、痛みを和らげる麻酔薬を投与されながらの治療を受けていたのです。
・・・聖人からは程遠い人間だったという報告がされています。
黒い人脈
数多くの黒い繋がりがあったとされていますが、ハイチの右翼独裁者ジャン・クロード・デュヴァリエからレジオンドヌール勲章を授与されると共に献金を受け取っています。
アルバニアのエンヴェル・ホッジャ政権を支持する見返りに金銭の受け取りがあったと見られています。
イギリスのメディア王として知られたロバート・マクスウェルからも資金提供を受けています。
まだあります!
チャールズ・キーティングが事業で失敗した後に詐欺事件で起訴されたとき、キーティングの人柄を擁護する陳述書がテレサの名で作成されたことにも批判が集まりました。
キーティングはマザー・テレサに数百万ドルの寄付を行っていて、彼女がアメリカを訪れる際には自分のプライベートジェット機を貸し出すことまでしていました。
ネオファシスト的なイタリア社会運動やアルゼンチンの軍事政権との強い結びつきで知られているリーチオ・ジェッリとも繋がっています。
ジェッリは、フリーメイソンのロッジであるプロパガンダ・デューの創設者で、イタリアにおける複数の殺人や汚職事件との関与が指摘されていました。
他にも調べれば次々と出てきます。
財団はいくつもの秘密の銀行口座を持っているといわれ、そこにある資金は発覚を恐れてのことなのか、慈善活動に使われることはなかったといいます。
これまでのイメージが払拭されたと思いますが、以前に動画で取り上げたコロンブスなどのように時の支配者、勝者達によって真実が作り上げられていきます。
現代の世界の支配層はどうやら人を騙す悪い人達のようです。
ただ、次々と捏造された物語の事実が暴かれていこうとしています。
世界中の埋もれていた事実が一日でも早く明らかになる事を祈ります。
あなたは、マザー・テレサについてどう思いましたか?
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