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🔴我々は火星人?「パンスペルミア説」地球生命が火星からやって来た2つの科学的根拠!
- 2020/8/24
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今回は、我々人類の起源について掘り下げます。
人類の起源については様々な説がありますが、現時点で確証となるものが見つかっていません。
「地球の生命は地球上で誕生し進化した」という想定を疑う科学者は、21世紀を迎えるまではほとんどいませんでした。
最初の生命体は地球上で「自然発生」したとする考えが長い間、広く受け入れられてきたのです。
そして、「生命の源は宇宙からやってきた」という可能性については、SFや都市伝説として扱われてきました。
しかし、21世紀に入り、研究が進んでくると地球の生物は地球外の生命体から発生したという説が、フィクションではないことが分かり始めてきたのです。
科学的にも人類の起源が火星にあると考える方が理に適っているということで、アメリカにあるウエストハイマー科学技術研究所のスティーブン・ベナー教授は、生命は火星で発生し、地球にやって来たとの見方を強めているようです。
その理由としては、「初期の地球環境には生命発生の条件が整っておらず、生命の誕生には適さなかった。」と語りました。
ポイントは、生命の誕生に欠かせない2つの要素、「酸化したモリブデン」と「ホウ酸」です。
「酸化したモリブデン」は、RNAを構成する糖の一種である「リボース」の結合を強める重要な働きを持っています。
しかし、30億年前の地球にはモリブデンの酸化を促すほどの酸素が存在しませんでした。
また、初期地球は大量の水に覆われていたため、RNAが水中で形成される必要があったと予想されるのですが、「ホウ酸」がないと、RNAは水中で形成されません。
そして、ホウ酸も当時の地球にほとんど存在しなかったのです。
つまり、初期の地球には生命発生の要素が2つも欠けていたということになります。
一方、初期の火星にはどちらも豊富にあったことが火星由来の隕石から分かっているといいます。
これらの状況証拠から、ベナー教授は「実は我々は皆火星人であり、生命は火星で発生し、隕石に運ばれ、地球にやって来た」と考えているということです。
マサチューセッツ工科大学とハーバード大学のチームによる、火星でDNAやRNAを探すための装置を開発するプロジェクトが始動していて、学者たちは、
「太陽系の始まりには地球と火星の気候は今よりずっと近かった」
「合計約10億トン分の隕石が火星から地球へ飛んできた」
「微生物はそのような隕石が惑星に衝突する衝撃や熱に耐えられることが判明していて、惑星に到着するまでの数千年の宇宙の旅を生き延びられると示唆する論拠もある」など、現在すでに多くの研究によって示されている事実をもとに、この「火星起源説」を検証する意義は十分にあると判断したそうです。
火星に生物が存在したことがあったとすれば、地球ではすでに失われてしまった原始の生物の痕跡が、火星の地下で凍結保存されているかもしれません。
地球に住む人間の生物学的起源をより深く解明することができるかもしれないのです。
他にも、ペンシルベニア州立大学の天文学者であるジェイソン・ライト准教授が、研究論文で、「かつて火星や金星にエイリアンが住んでいた」と主張。
アーカンソー大学の研究者らも、「地球上のメタン菌が火星で生存できる」ことを発見し、「逆パンスペルミア」があり得ることを証明したりと、多くの科学者が「火星生命起源説」や「パンスペルミア説」に大きな可能性を抱いているのです。
そして、最近では、次々と火星に向けたロケットの打ち上げ計画が発表されています。
今後の研究次第では、都市伝説として語られる「古代火星文明説」も検証され、かつて火星に知的生命体が存在し、豊かな文明が栄えていたことが明らかになるかもしれません。
ワクワクしませんか?!
しっかりと経過を見守りたいと思います。
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