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陰謀論「オバマゲート」と「ディープ・ステート(闇の政府)」
- 2020/5/16
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今回は最近活発に動きまくっているトランプ大統領の発信する「オバマゲート」について話そうと思います。
トランプ大統領は14日、自らが「オバマゲート」と呼ぶ政治犯罪とスキャンダルをめぐって、バラク・オバマ前大統領を調査するよう求めました。
これは、大統領選を前に対立する民主党に関する陰謀論をあおるもので、大統領と元大統領は公の場での衝突を避けるというホワイトハウスの慣例を破る形となりました。
そもそもこのような暗黙のルールがあること自体も、これまで何かが裏で起こっていたと示しているようなものです。
大統領選まで半年を切る中で、トランプ大統領は「オバマゲート」をめぐって、オバマ氏に上院で証言するよう求めました。
オバマ政権と「ディープ・ステート(闇の政府)」について、トランプ大統領とロシア関係者の接触を調査することで、自身を大統領の座から追い落そうとしたと主張しています。
ツイッターには、「米国史上最大の政治犯罪と政治スキャンダルについて最初に証言を求めたい人物は、間違いなくオバマ前大統領だ。」と投稿。
さらに「とにかくやるべきだ」とトランプ大統領は述べ、自身の支持派の代表格で上院司法委員会の委員長を務めるリンゼー・グラハム上院議員に呼び掛けました。
トランプ大統領は、オバマ氏の実績とされるオバマケア(医療保険改革)を廃止したり、イランとの核合意や、パリ協定から離脱するなど、前政権の政策を次々と無効にしてきました。
今回の「オバマゲート」とは、オバマ氏の名前とウォーターゲートを組み合わせた造語で、日本語で言うと「オバマ疑惑」。
ウォーターゲート事件は、共和党のニクソン大統領時代、何者かが民主党本部のあるウォーターゲート・ビルに盗聴器を仕掛けようとして侵入し、その後ホワイトハウスの関与が暴露されて、大統領が辞任に追い込まれたというもの。
以降、アメリカでは政界の疑惑があると、「~ゲート」と名づけられることがよくあります。
トランプ大統領は「オバマゲートは自分が大統領になる前から始まっている。情報はこれから公開される。
今はまだ始まったばかりだが、恐ろしいことが起こったんだ。この国でこんなことが許されてはいけない」と説明しています。
またツイッター上では、
「私は一生言うつもりはなかったが、バラク・フセイン・オバマ大統領、別名バリー・ソトロは、ジミー・カーターより悪質な大統領だ!」
「オバマ氏の「出生証明書」のコピーを検証した州保健局長が、今日の飛行機事故で亡くなったのは驚きだ」
ネット上に広がる真偽不明の情報としては、オバマ氏が、バリー・ソトロというインドネシア人で、不法入国後に出生証明書を偽造。
資格がないにもかかわらず、大統領になったというもの。
ネット上には、インドネシアの学校手続書などの書類が出回っています。
トランプ大統領には、2016年の選挙でロシアと共謀して勝ったとする「ロシア疑惑」があるのですが、この疑惑が、オバマ氏がFBIを使って仕組んだとする陰謀論を「オバマゲート」とする説も囁かれています。
トランプ大統領は、ニューヨークタイムスや、ワシントンポスト、CNNに対しては、『ジャーナリズムの恥。彼らはすべて偽のニュースであり、誰よりもそれをよく知っている。歴史は繰り広げられていて「ジャーナリズム」の美しい姿ではありません。』と発言しています。
トランプ大統領はこれまでの支配層を倒すヒーローなのか、それともギャング同士の内輪揉めか?
いずれにしても悪い人間が一人でも多く社会から消えてくれることを望みます。
あなたは、オバマゲートをどう見ますか?!
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