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アビガンは対生物兵器に対しても万能?!・・・他の製薬会社にとっては都合が悪い万能薬!
- 2020/4/22
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今回は、新型コロナウイルスに対しての効果が期待される「アビガン」について取り上げようと思います。
この「アビガン」については都市伝説や、陰謀論などでいろいろ語られているようですが、様々なウイルスや菌に対して効果が認められているようですので、他の製薬会社にとっては都合の悪い薬だという事で開発した会社である富山化学工業を潰しにかかったとの憶測が飛び交っています。
この開発コード「T-705」、商品名「アビガン(Avigan)」は、富山大学医学部の白木公康教授と、富山化学工業が共同研究で開発した、ウイルス由来RNAポリメラーゼ阻害剤です。
1998年に開発がスタート。
抗インフルエンザウイルス薬としてタミフルより強い治療効果を有していること、薬剤耐性を生じないことを白木教授らが見出しました。
H5N1型鳥インフルエンザを含む広範囲なインフルエンザをターゲットとして、国内では2007年1月24日より臨床第I相試験を開始。
しかし、臨床コスト等が膨らんだこともあって、2007年3月期に富山化学工業は赤字に転落。
ここで救いの手を差し伸べたのが富士フイルムでした。
・・・都市伝説が好きな人達は、例の集団の傘下である富士フイルムがタイミングよく絡んできたことで陰謀だとしています。
2008年2月、富士フイルムは1300億円を投じて富山化学工業の66%の株式を取得し連結対象子会社としました。
現在は100%所有の子会社、富士フイルム富山化学となっています。
富山化学工業は当初、アビガンがタミフルに代わる新しいインフルエンザ薬として普及し、会社の収益源となることを期待していましたが、動物実験で胎児に対する催奇形性の可能性が指摘されたため、厚生労働省による製造販売承認は大幅に遅れ、緊急の場合のみ製造可能という条件がつきました。
・・・シャンプーや洗剤などの日用品や、食品添加物などにも長年に渡り催奇形性の疑われる化学物質が使用されているのに、厚労省の動きも怪しいですね。やはり、製薬会社などとの繋がりが疑われます。
そんな中、ケンブリッジ大学教授のイアン・グッドフェローらの研究チームは、2014年10月、マウスを使った実験で、ノロウイルスの減少、消失を確認したと発表しました。
さらに、ウエストナイル熱ウイルス、黄熱ウイルスなどのRNAウイルスにも効果があると考えられており、同研究チームは「治療だけでなく感染予防にも効果的である可能性がある」とコメントしています。
ドイツのベルンハルト・ノホト熱帯医学研究所のシュテファン・ギュンター所長を中心とする研究グループは、エボラ出血熱ウイルスに対して、どの程度の効果を持つかを検証。
マウス実験のレベルにおいては、明らかにエボラ出血熱に対する治療効果を持つが、投薬開始が感染後6日目と8日目では生死が100%分かれるというほど、生存率は投薬開始時期に強く依存するということが判明しました。
2014年10月19日、スペインのエボラ対策当局は、マドリード市内の病院で患者を看護していて二次感染し、入院治療を受けていた看護助手に対して投与したところ、体内からウイルスが消失したと発表。
フランスは、2014年10月21日、アビガンの臨床試験を開始すると発表。
また、アメリカのメディベクター (Medivector) 社が、アメリカ合衆国で治験を行う意向を示したことから、エボラ出血熱ウイルスに対する効果について、アメリカおよび世界の関心が集まり始めました。
アメリカの国防総省からも問い合わせがあったとされています。
2015年2月5日、フランス国立保健医療研究所 (INSERM) は、西アフリカ・ギニアで2014年12月17日から患者約80人に対して実施しているエボラ出血熱治療薬アビガンの臨床試験について、フランス大統領府に「死亡症例が減り治癒が増えている」と評価報告を行いました。
その他にも様々なウイルスや、菌に対して効果があるとの報告が上がっています。
そして、現在世界的な流行となっている新型コロナウイルスに関しても、4月7日、安倍晋三首相はアビガンについて「120例を超える投与が行われ症状改善に効果があったと報告を受けている」と明らかにしています。
現時点で、世界50か国から「アビガン」購入希望の声が上がっているようです。
タミフルやリレンザなどは増殖するウイルスを細胞内に閉じ込めて感染を防ぐのに対し、アビガンはウイルスの複製そのものを阻害するのが特徴とされています。
アメリカでもバイオテロ対策の薬剤としてアビガンが指定され助成金が出るなど、抗ウイルス剤としてのポテンシャルは高く評価されています。
あらゆる生物兵器にも有効であるという事を認めているのです。
何年も前にあった「がん治療薬が発見されました」と発表があってからしばらくすると、その話は闇に葬られていたという事の二の舞にならないようにしっかりと注視していきたいところです。
製薬会社の闇は深いようですから!
皆さんもぜひ、日本が生み出した万能薬に注目しておいてください。
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